〔4/15(土) 危険地報道報告会〕 ≪シリア内戦取材・報道の現在/安田純平氏の拘束から2年≫

シリア内戦は今年で6年目を迎えました。その他にも、イラク北部モスルでの戦闘・攻防が激化、南スーダンでは陸上自衛隊のPKO活動からの撤退が報じられましたが、その紛争・戦争地域に足を運んで伝えるジャーナリストがいること、そして危険地から地元の市民らが発信する活動が続けられていることを報告します。

また、フリージャーナリストの安田純平さんがシリアで拘束されて、まもなく2年になろうとしています。しかし、メディアから安田さんの消息や安否に関する報道は途絶え、人びとの意識の中から、ほとんど忘れ去られようとしています。

私たちはこの機会にあらためて、いまジャーナリストが危険地を取材し、報道することの意味を、シリア取材の現場からを中心に問い直したいと思います。ぜひご参加下さい。

【日時】(土)2017年4月15日
     午後6時15分開始(午後6時開場)~午後9時ごろ終了予定
【場所】 文京区 区民センター・2-A会議室(2階) ※下欄に地図掲載。報告会会場の部屋が変更となりました。まことに恐れ入りますが、ご了承ください。
【参加費】1000円(予約不要、当日先着順にて受付)
【主催】「危険地報道を考えるジャーナリストの会」http://www.kikenchisyuzai.org/
    (世話人)土井敏邦/川上泰徳/石丸次郎/綿井健陽/五十嵐浩司/高橋弘司
【共催】アジア文化会館(公益財団法人アジア学生文化協会)

【内容】

①「シリア内戦で経験した危険地取材の教訓」(報告:桜木武史氏)
シリア内戦の始まりから5回にわたる現地取材をもとに『シリア 戦場からの声 内戦2012-2015』を著し、2016年度「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」を受賞したジャーナリストが、最悪の内戦 の取材体験を語ります。

②シリア反体制支配地域で戦争報道を担う市民ジャーナリストたち(報告:川上泰徳)
外国メディアが入ることが困難になったシリア反体制支配地域で、戦争報道を担っている現地の市民ジャーナリストたちの活動を紹介、その課題や問題点を探ります。シリア市民ジャーナリストたちの活動の映像も上映。

③シリア・アサド政権下の取材現場から
(報告:秌場(あきば)聖治氏‐TBS外信部記者/木村一浩氏‐共同通信カイロ支局長)
シリアの首都ダマスカスや、昨年12月にアサド政権が制圧した街アレッポなどをこれまで取材した新聞記者とテレビ記者が、その取材現場の実態と体験を語ります。

④「危険地報道を考えるジャーナリストの会」から安田純平氏救出のためのアピール

当日内容・報告者は事情により変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。


【お問い合わせ】
 kikenchihoudou@yahoo.co.jp (「危険地報道の会」事務局)

※【会場地図】文京区民センター (文京区本郷4-15-14)
http://ticket-search.pia.jp/pia/venue/venue_access_map.do?venueCd=Z318

都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分
東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分
JR「水道橋駅東口」徒歩15分

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